A型ベビーカーの特徴

SGマークでおなじみの国内安全基準によれば、
新生児*1期を過ぎて(1か月)から、又は首がすわった乳児*2期(4か月)から
使用でき、最長で48か月までの間で使用期間を定めたベビーカー
適用月齢の指定例は「1か月から48か月まで」、「4か月から36か月まで」などがあります。
 *1;新生児とは、生後28日(4週間)までの乳児をいう。
 *2;乳児の首が据わり始めるのは生後約3か月からであるが、安定して十分に首が据わったといえる月齢は4か月を過ぎてからである。

A型ベビーカー

寝かせた状態でも使用できるように、背もたれが限りなくフラットになるのが特徴で、円滑な走行や転倒しない安定性や振動を抑制したり、衝撃を吸収するように作られています。
つまり首の据わらない子が、頭をベビーカーにつけた状態になるため、ベビーカーへの振動がまともに赤ちゃんの頭に伝わらないような機能を備えたものともいえますね。
今では機能面でとっても優れているA型ですが、2000年ごろまではA型といえば重量もありタイヤのサイズも大きいものが大部分でした。
そんな当時のA型にB型のいいところをプラスしたのが、最近では無くなったその当時のAB型であって、2004年のSG基準改正によりA型と同じ分類になりました。
ちょっと前までは、A型のベビーカーは2歳ごろまで使用できると書かれているものがほとんどでしたが、最近は36ヶ月、つまり3歳まで使用できるA型ベビーカーがほとんどです。
また、現在タイヤが小さく、軽量タイプのものがA型の主流となっていますが、これは当時のAB型の流れを汲むものとなっています。
A型の特徴として、寝かせた赤ちゃんと向き合うように、ハンドルを切り替えることで対面式になるものがほとんど。
このタイプには、赤ちゃんがリクライニングで寝て使う事が多いため、大きな幌が付いているものが多くて暑い季節には大変重宝しますから、夏に近づくとA型+大型幌のタイプが人気になる傾向があります。
逆に寒い時期には、フットマフなどを別で購入して装着すればいいので、暑い時期にどれほど快適に過ごせるかっていうのがとっても大事になってくると思いますよ。

A型のメリット
タイヤがB型より大きいものが多く安定性が高い。
乗りごごちが良い。
振動、衝撃の点でB型より頑丈で安心なものが多い。
リクライニングができる。
かごが大きい。
A型のデメリット
価格が高いものが多い。
重量がある。
大きい。
小回りが利かない。



使用時期