マタニティマークっていろいろ言われていますよね。
国はどんどん普及させて欲しいと言っていますが、
実際にマタニティマークを使ってみたママたちの反応はやっぱり悪いようですね。
実際に逆に嫌がらせを受けたり、
暴言を吐かれたりって経験をしている先輩ママもいるわけですし。
そもそもマタニティマークの存在する理由はこんな使われ方を想定したもの。

妊産婦が交通機関等を利用する際に身につけ、周囲が妊産婦への配慮を示しやすくするもの。
さらに、交通機関、職場、飲食店、その他の公共機関等が、その取組や呼びかけ文を付してポスターなどとして掲示し、妊産婦にやさしい環境づくりを推進するもの。

でも残念ながら、そうはなっていないのが現実ですね。
”周囲が妊産婦への配慮を示しやすくする”ってありますけど、
最近の世の中は、さまざまな弱者に対して本当に厳しいものがあります。
オレオレ詐欺だってそうでしょ?
弱者であるお年寄りたちを狙って金品を奪おうなんて、絶対にあってはならないことだと、教えられなくても何となくわかっていたことなんですけどね。
価値観の多様化って言葉で片付けられてしまう、今の世の中のいろいろな考え方。

マタニティマーク

妊婦さんは弱者だから守らなければならないって
価値観があってはじめて周囲の人たちが配慮できるってもの。
ほとんどの人達は妊婦さんに対して配慮していますよ。
電車などに乗ったとき見ていればわかります。
しかし、言われているような一部の人達からの嫌がらせなどは、「お互い様」って昔から言われている部分が抜けちゃっているのかな?と思います。
男性であれ女性であれ、今や価値観の違いで「結婚・出産・育児」を経験しない場合も多いでしょうけど、人であれば必ず親から生まれて周囲の人達に助けられながら成長してきたわけですから、できることなら「お互い様」と思うことで妊婦さんに配慮してもらえたらと思います。